◆ 月に見る夢 ◆
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    月には謎が多い。
    多いどころか全く解明されていない。

    ここではそれらの代表的なものを４つあげてみます。



起源 クレーター
大きさ ムーン・イリュージョン

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@ クレーター @
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月にはクレーターと呼ばれる穴、もしくは溝が存在する。
一時期は、「ムーン・ソーサー」と言い換える運動もあったようだが、未だに「クレーター」である。

クレーターは、どの解説書をめくろうと、概ね「隕石または小惑星の衝突」が原因と唱っている。
いわゆる通説というものだ。
しかし、大きさや深さに疑問を提唱する人もいる。
事実、「南極アンケント・クレーター」という直径 2500Km、深さ 13Kmのクレーターも見つかっている。
このクレーターは、日本列島がまるまる入る大きさであり、これを造るほどの隕石や小惑星が衝突したら、月への影響は計り知れないという異論である。

もちろん、月の観測が始まって以来、隕石衝突の報告がない訳ではない。 しかし、もし近代の割合で現在のクレーターを創るとしたら150億年以上かかる計算が成り立ち、 150億年前といえば「ビックバン」が起こったとされる年代である。つまり、月は「ビックバン」以前にすでに存在していたことになる。それも無茶な話であり、宇宙創世期には今の1000倍以上の割合で月に隕石や小惑星の衝突があったとして納得せざる終えないのが現状である。

どちらにしろ確認した者はいない。
あるいは、宇宙のどこかには見ていた者もいるかもしれないが、人類には、存在しない筈である。
タイムマシーンの発明を待つしか手はないであろう。

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