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悪魔は、魔女の師匠的存在であり、崇める対象でもある。然るに、「悪魔信仰」という言葉が生まれたのだがこれはどの様なものであろう。 信仰とは、「神(仏)の教えを信じその道に従う事」とされている。しかし悪魔は、神ではない。悪魔を神としたならばキリスト教自体が成立しなくなる。つまり、悪魔信仰という言葉は、首を捻らざるおえない。 しかし、元来悪魔とは、「魔女の神」である。 神であれば、信仰も成立し、悪魔信仰という言葉も肯ける。この認識は簡単でもあり、難解でもある。 悪魔が、他宗教の神であるが、悪魔は神では有り得ない。そして魔女は、信徒ではなく、悪魔の力を借りた邪悪なる術師である。 これらは、キリスト教においてだけ定義さている。 それでは、もしキリスト教が存在しなければ、悪魔が、魔女の神に成り得るのか。 これは、この疑問自体を否定しなければならない。 キリスト教が存在しなければ、悪魔も魔女も存在しえない。悪魔という名称を用いた時点で、その神性は無くなり、そして本質は神なのである。 貴方には、簡単であろうか、難解であろうか。 |
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