サタンなるものは、摩訶不思議な、理解不能な存在としか云えない。
「 サタン 」とは、語源から役割にかけて、2元説から1元説へ、そしてまた、2元説へと繰り返し行き来をしてきた。 ここには翻訳ミスという問題が関わってくるが、それを当時の人が「 無意識 」でしたのか「 確信 」を持ってしたのかは、今となっては誰にも正確なことなど解る筈も無いだろう。 そして、それらの全ての「 サタン 」が残っているため、理解不能であり、摩訶不思議な存在となってしまった。 「 サタン 」は使われる場面によって各々判断・理解するより方法が無い。 貴方はそれで納得できるであろうか?