Witches
contents
Introduction
    魔女と聞いてすぐに思い描くのは、白雪姫に出てくる魔女ではなかろうか。そして、実在したとされる魔女の中では、やはりジャンヌ・ダルクである。

    ジャンヌ・ダルクは、フランス人であり、フランスでは彼女に関する国民の休日も有る。

    そのジャンヌ・ダルクに関する書籍は、四千を超えるとも言われ、また魔女に関する書籍にも、彼女は必ずといえるほど登場する。それを含めると、彼女に関する書籍は驚くほどの数になる。

    ここでの紹介は、「ジャンヌ・ダルク」ともうひとり。



    ジャンヌ・ダルク ロビン・フッド
魔女の存在
魔女の信仰
魔女の集会
魔女の判決
魔女と悪魔
魔女と妖精
魔女の浮遊
魔女の魔術
魔女と呼ばれ
最後に
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ロビン・フッド

この日本であっても、ロビン・フッドの名前は広く知れ渡っている。
ロビン・フッドといえば、御伽噺に出てくる英雄であり、そして高位の者ではなく、民衆の英雄であった。そしてロビン・フッドには、12人の仲間がいる。そう先に紹介した「コヴェン」と同じ構成である。そこから推測されるのは、ロビン・フッドは異教徒の宗教的集団であったということである。
当時は無数にあったとされる「コヴェン」であり、ロビン・フッドがいたる所に出現したこともそれで肯けるであろう。
つまり「コヴェン」のグランドマスターがロビン・フッドなのである。

これを証明するのが物語や伝承に残っているとされ、それらの中のロビン・フッドは、なんと教会に敵対している。
そしてもうひとつ、旧神の名前の中に「ロビン」という名前があるのはご存知だろうか。
ロビンが神の名前であれば、ロビン・フッドは、フードをかぶった神となる。フードとは魔女に付き物ではなかろうか。

ロビン・フッドは何者であったのであろう。