伝承吸血鬼 − 条 件 | ||||||||||||||
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吸血鬼になるには幾つかの決まり事がある。 それを満たしてしまうと吸血鬼となり、満たさなければ人として扱われる。吸血鬼のボーダーラインである。 誰にでもその要素はあり、吸血鬼になりえる。
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中世に生きていた人々は、現在のようにワクチンなどの対処薬もなく、当然それらを認識する術もなく、訳も分からない内に次々と同地域で生活する人々が死んで行くのをただ見ているだけであった。 そこでそれらの現象を吸血鬼などの仕業だとして理由付けをし、辻褄を合わせた。 人間は、辻褄の合わない不思議な事は排除するか無理矢理に理屈を付け納得しようとする生物である。理由さえ付いてしまえば後は簡単で、対処法を探せばよく、詰まり根源の吸血鬼を退治すればよい。それで問題は解決する。 では吸血鬼は一体誰なんだ?となり、それは最初に死んだ人間が怪しいという事になる。 「最初に死んだ人間。それが周りの者を一緒に連れていったんだ。」 「ヤツが吸血鬼だ!」 可哀相に、ただ最初に流行病にかかり、最初に死んだというだけで吸血鬼にされてしまい、安息の墓場まで掘り返されてしまうのである。 |
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