Witches
contents
Introduction
    当初、魔女とされるのは、他宗教徒であった。
    1人捕らえられると拷問により同志の名前を言わされ、そして次から次へと、他宗教徒は裁判にかけられた。

    いつしか、そうした中に方向性の違う、告発が出てくるようになった。たとえば、「あいつは気に入らない」などの理由から「あいつは魔女です」などの、極めて個人的な怨みで、誰かを密告をするという告発である。
    故に、この時代の人間関係は、かなりギスギスしていたといわれている。

    他人を全く信用できない、家族すら信用できない不安定な状態で生活していたといえる。


    裁 判 処 刑 拷 問 廃 止


魔女の存在
魔女の信仰
魔女の集会
魔女の判決
魔女と悪魔
魔女と妖精
魔女の浮遊
魔女の魔術
最後に
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拷問

拷問の残忍さには上限が無かった。
ここで、拷問の内容について詳しく述べるつもりはない。「魔女」と題名の付いた書籍を購入すれば数例は載っているはずである。興味をお持ちの方には、そちらを参照してもらいたい(読むだけでも痛さが伝わってきます気を付けて下さい)

拷問は、告白を得るために有効な手段とされていたが、現代から観れば理不尽極まりない。
例えば「手足を縛り水の中へ突き落とす」という方法があり、これは「魔女」であれば、水に落ちず浮遊できる筈である。という理論に基づいている。そして、沈んでしまった者は「無罪だが運悪く死した」と処理された。その他にも卑劣極まりない方法が数多く取られていた。

そして拷問の際に、多くの誘導的尋問を行った。自分は「魔女である」と告白するまで拷問を続けるのである。
「魔女ではない」と言い続ければ「悪魔に魅入られている」とされいつまでも拷問が続く。
そんなこと、耐えられるであろうか。恐らく、多くのものが、早く楽になりたいと思い「誘導的尋問」に乗るであろう。また、乗りたくなくても拷問が延々と続けば、意識も飛んで乗ってしまうかもしれない。故に「拷問」にかけられ告白した者は多かった。
しかし、当然それに耐え、告白しない者もいる。極めて強い忍耐力・信仰心である。ところが耐えられたのは「悪魔」により、無痛感覚にされているからだとされ「魔女」と判決された。

このように、告白しようと、しまいと、疑わしい者は「魔女」と判決されていた。